こんにちは!
上杉 恵理子です。
この記事を書いているのは2018年7月。
浴衣を着るときにもっとオトナ可愛く
素敵に魅せる為のもう一手間をお届けします。
今日は、衿(えり)問題。
和装は、後ろの衿(えり)を開けて
後ろの首を綺麗に見せると色っぽくて素敵❤︎
着ていても涼しいしね♪
ですが、浴衣を着ると
「衿がキレイに後ろに抜けない…」
「衿がふにゃふにゃになる…」
と後ろの衿が気になることありませんか?
こちら我が家のトルソー
かさねちゃん。
普通に浴衣を着ると、こんな感じ。
▼▼▼
うーん。。微妙。
ふにゃふにゃするし。
あまり抜けないし。
きものの場合
長襦袢の半衿に、
衿芯(えりしん)という
衿の形をキープする芯を入れますが
浴衣スタイルで
浴衣1枚で着るときは
長襦袢を着ないので
衿を支えてくれるものが無いのです。
これが衿芯。
きもの屋さんで300円前後で売っています。
▼▼▼
プラスチックのもの
メッシュタイプのもの
硬さ、厚さがちょっとずつ違います。
浴衣を着るときに
支える衿芯がなければ
衿がキレイに抜けないのは
そりゃ、とーぜんっ!!です^^
なので、浴衣1枚で着るときのおすすめは
直接、浴衣に衿芯を入れること!
そのために一部糸を解きます。
この糸を解く場所がポイント。
掛け衿(かけえり)の
内側の左右どちらか1箇所。
浴衣やきものの衿は
よーく見ると
実は2枚付いています。
メインの衿の上に
その半分くらいの長さで
もう一枚布が付いているはず。
これが、掛け衿(かけえり)。
共衿(ともえり)
と言うこともあります。
この掛け衿の
表側ではなく裏側の
左右どちらか1カ所だけ
糸を解きます。
(解いた糸は最後
玉止めしておいてくださいね)
*掛け衿がよくわからない…!と思ったら
詳しく説明くださっている和裁士さんの
記事をご紹介しますね!
https://bit.ly/2GlpsvV
間違えて掛け衿の下の
大きな衿の入り口を解かないように!
そして、スススッと
衿芯を入れれば完了です^^
キレイ〜〜♪
安定〜〜〜♪
うれしい〜〜〜♪
プラスチックを入れるので
着心地はちょっと落ちますが
衿がキレイに抜けて
女性らしさが増すので
気持ちはアガリます♪
浴衣を着るときに
ぜひお試しくださいね!!
次回の記事も浴衣の衿をキレイに見せるポイントをお届けします♪
和創塾
〜きもので魅せる もうひとりの自分〜
主宰 上杉惠理子