きもので想いを表現する

40年前の写真付/お祝いの席を彩る訪問着

 

 

こんにちは!
上杉惠理子です。

 


youtubeに「和創塾チャンネル」を作りまして
ステイホームをきっかけに
できるだけ毎日一本、動画を更新しています。

 

タンスに眠るきものや帯を生かして
自分を表現する着こなしができるように
ワンポイントをお伝えしている
youtubeチャンネルです。

 

昨日、2020年5月2日は
こちらをアップしました。

【今日のきもの013】
お祝いの席を彩る40年前の訪問着
動画はこちらから>> https://youtu.be/NJxtZlEhRM0

 

 

 

光の当て方で
色味がだいぶ変わりますが
鮮やかな山吹色の訪問着です。

 

 

柄は葉っぱにお花に竹…かなぁ?
そしてところどころ
葉っぱやお花を金の刺繍で
キラキラ縁取りをしています。

 

 

動画の中でもお話したのですが
なぜこのコーデを着たかというと
こちらの写真を見つけたからなのです^^ 

 

22〜23歳頃の母〜❤︎

 

この山吹色の訪問着は
40数年前、和裁士をしていた母が 
自分で仕立てた訪問着なのです。

訪問着を自分で全部仕立てたのは
これが初めてだったそう^^

 

 

写真は母がお友達の結婚式に
出席したときのもの。
総絞りの帯揚げで
袋帯は飾り結びで
髪型もばっちりセットして。

 

かわいい〜〜〜*^^*

 

 

ざっと40年以上前のものですが
昔のきものは質が良いと
言われるその通りで

色鮮やかに
生地もしっかりしているし
金の刺繍に綻びひとつありません。

 

 

ほんっと
きものってすごいなぁ…
きものって長生きだなぁ…
とため息が出ます。

 

お花よりも葉っぱの印象が強く
竹の直線も効いていて
可愛い印象になりすぎないため
今もコーディネートしやすい訪問着です^^

 

 

この袋帯も40年前のまま。
シルバーの地に
熨斗のイメージでしょうか
曲線のラインが数色入っている。

 

 

同じきもの・帯ですが
帯揚げと帯締めを変えると
本当にガラリと変わりますね。

 

また、私は半衿を
真っ白ではなく
ほんのりクリーム色にして
衿が白浮きしないようにしています。

 

 

とはいえ
この訪問着はザ・お祝い用。

 

私もこれまでに着たのは
・友人の結婚式
・和創塾の新年ランチパーティ
・某ホテル宴会場で開催された
某法人さんの周年パーティ

…と10回もありません。

 

今回2年ぶりくらいに
着た気がします。

 

 

なかなか登場シーンが少ないのですが
特別なお招きをいただいたときなど
いざというときに

とても心強い一枚。

 

そして、40数年前に
母の手で仕立てたまま、
母のぬくもりが残る
お守りのような一枚です^^ 

 

 

 

みなさまのタンスの中にも
素晴らしいお守りになる
きものや帯がきっとあるはず。
ぜひお時間を見つけて
まずはタンスの外に出してあげてください^^ 

きものたちもきっと喜んでくれます❤︎

 

 

和創塾
〜きもので魅せる もうひとりの自分〜

上杉 惠理子

 


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