こんにちは!
上杉 惠理子です。
新年度のスタートに合わせ
<きものを着こなす魅力>
を連載でお届けしています^^
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2018年の今だからこそ!
私たちが、きものを着こなす理由
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この連載も残り2回♪
今日のテーマはこちらです!
Day6
タンスの中のきもので
お母さん・おばあちゃん孝行!
家に残っている きものを、
私たちが着るようになると、
元の持ち主である
お母さんやおばあちゃんも、
とても喜んでくれます。
私が主宰する
ジャパネスク・レボリューション
和装女性育成塾では
最初の個別コンサルティングで、
ご自宅やご実家に伺い、
タンスを開けるところから
お手伝いすることがあります。
そのとき、
生徒さんのお母さんが
とても嬉しそうな笑顔を
見せてくださいます。
「私ももう着れないし、
誰も着ないだろうから、
もうどこかに売るか
リメイクするしかない
と思っていたの。
娘が興味を持ってくれて嬉しい。」
と、お母さんがおっしゃるのです。
生徒さんとお母さん、お二人が
これからきものとの思い出話をしたり、
素敵な時間が増えていくことを想像して、
とても嬉しくなります。
すでにお母様、おばあ様が、
亡くなっているケースもあります。
ご自宅のタンスからきものを出して、
風を通してあげるだけで
「きっと今頃
お母さんもおばあちゃんも
喜んでくれていますよね」
とお話します。
本当にそんな気がするのです。
お母さんのきものがあったけれど
お母さんが亡くなった後
いろいろあって
処分されてしまったという
ケースもありました。
そんなケースの生徒さんは
「母のきものは
直接残っていないけれど
きものを着ることで
母との思い出を大事にしていきたい」
と言ってくれました。
私も、今着ている
きもののほとんどが
和裁士だった母が
若い頃に作ったものがほとんど。
「あのきものを、
こんなふうに着たの」
と実家に帰ったときに
写真を見せると
「あら〜いいじゃない〜」
と、とても嬉しそうです。
「親孝行」にも、
プレゼントをあげたり、
旅行をしたり、
具体的な行動をすることから、
いろいろな方法がありますが
きものを受け継ぐ
ということも
確実に親孝行、
おばあちゃん孝行になると
きものを着始めてから
私も知りました。
しかも
きものを着ることで、
身近な大事な人を思い、
喜ばせることは、
私たち自身の喜びでもあり
母や祖母から受け継いだ
きものを着ると
なんだか守られている気がします。
私はこれから先
何があっても
母や祖母のきものを着ていれば
がんばっていける
そう思っています^^
タンスの中に眠るきものは
「肥やし」なんかじゃない。
宝の山であり、
大切なお守りになります^^
きものは日本女性の最強の勝負服!
和装イメージコンサルタント
上杉惠理子
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