こんにちは!
上杉惠理子です。
先週9月29日に
一般社団法人
食べるトレーニングキッズアカデミー
(略して 食べトレ!)
設立記念パーティに伺ってまいりました^^
食べトレ代表理事の
ギール里映さんとは
起業当初からもう
3年以上のおつきあい。
起業家仲間を超えた
人生を分かちあう友人のお一人です。
そんなこの日の主役の
ギールさん。
衣装は和装!!
大好きなギールさんのために
私も何かお手伝いしたいと
着付けと小物合わせを
お手伝いさせていただきました。
朝いちばんで
ギールさんのご自宅に伺い、
お母様も見守る中
お支度を手伝わせていただきました^^
とっても素敵!
と好評だったギールさんの装い。
勝手に!!解説しちゃいますね!!^^
お母さんのきものを受け継ぐ〜きもの編〜
ギールさんは
旦那様がイギリス人なので
今のお名前ですが
もともと京都生まれ、京都育ち。
生粋の日本人であります。
しかも、ご実家は
京料理屋さんだったそうです。
お父様が板前さんで
お母様が女将さん。
さらに
お祖父様がきもの問屋さんで
京友禅の職人さんであるおじさまも
いらっしゃるとか…!
というわけで
お母様はいつもお着物で
お仕事をされる方だったそう。
お店はもう畳まれていますが
今も100枚以上のきものが
ギールさんのご実家のタンスに
眠っていらっしゃるとのこと!!
(タンス…開けたい…!)
食べトレパーティに
ギールさんが選んだきものは
お母様がギールさんの中学校入学式に
お作りになったものだそうです。
「ご縁」を「つなぐ」ことが
パーティのテーマなので
つながりを表現したいからと
お母様のおきものを着よう
と決めたそうです。^^
さて、このきもの。
きものの種類としては、
色無地になりますが
さすが京都の女将さんのお誂え!
とてもとても
凝った一枚です。
まず、パッと目を引くのが
左右別々の色だということ。
背中の中心から左右別々の色
片身替わり、半身替わりともいい
お能の舞台衣装にも使われる
きものの柄構成です。
片身替わりのきものを作る時は
通常別々の布地を使ったり、
それこそ古いきものを2枚
貼り合わせて作ることもあります。
ですが、ギールさんのこのきものは
一本の反物を半々で色を変えて
染めています。
というのは
このきもの、地紋(じもん)という
織りで柄が入っていて
地紋は左右同じ柄。
地紋が入った一反を
わざわざ二色、色を指定して
染めてもらったものだそうです…!
そして次のポイントは裏地。
通常、色無地のきものは
裏地も同じ色にします。
(違う色にすると
カジュアルダウンになる)
ですがこちらのきものは敢えて
内側、裾の裏地に
柄が入った別の布を使っています。
パーティで気付いた方
いらっしゃったかなぁ〜〜
歩いたときなど
ひらりと裾が動いたときにだけ
柄が見えるんですねー!!
あぁ……なんておしゃれ♪
こういう
さりげない、
主張しすぎないおしゃれが
私にゃ たまりません笑
そしてもうひとつ
このきものの素敵なポイントは
背中に入った、紋。
通常、紋というと
白く染め抜いた家紋を入れますが…
こちらは
お祝いの松と梅を刺繍した
可愛らしい紋なのです♪
洒落紋、縫い紋と言います。
会場の雅叙園にぴったりの
格式の高さがありながら、
食べトレらしい
遊び心いっぱいの一枚!
最初に写真を見せていただいたときは
シックな着物かなと思いましたが
上品な美しさが照明に映えていました^^
着付けをさせていただきながら
「りえが着てくれると
嬉しいわーー」
とお母様も喜んでいらっしゃいました^^
素敵な着物を着付けさせていただいて
私もとっても幸せでした!!
ダイレクトなメッセージは、帯に入れる〜帯編〜
お母様の無地のお着物
(と言っても、前述の通り
二色の片身がわりで
洒落紋も入ったこだわりのもの!)
に合わせて
ギールさんが選んだ帯は…
リボン柄の名古屋帯♪
▲豆千代モダンさんの帯です^^
「結ぶ、繋がる、
つなげる、広がる、
そんな、人と人との繋がりを願って、
このような
コーディネートになりました」
と、パーティ1週間前に
ギールさんご本人から
ご連絡をいただきました。
パーティでは
最初に一人一本
手首にリボンを結びあって
文字通りご縁を「結び」、
さらにリボンをつないで
大きな円(縁)をつくる
素敵なゲームもあり
「リボン」が
とても大事なキーワードでした!
きものではなく、敢えて帯に
キーワードの絵柄を入れることで
上品に確実に
メッセージを伝えられるのが
和装の醍醐味!
背中のお太鼓には
リボン柄に加えて
キラキラと宝石も描かれています。
きものの洒落紋との調和が
これまたぴったり!
ギールさんは洒落紋の存在に
気づいていなかったので笑
偶然といえば偶然なのですが
本当にぴったりの組み合わせでした^^
きものは比較的シックな秋色ですが
このリボン柄の帯はベースが
クリーム色に近い白なので
コーディネート全体が
ぐっと明るくなります。
白地の帯は
どんな色のきものにも合うので
きものを着こなすなら
一本は持っておきたい、とても便利なコ。
ギールさん、
あの小紋にもあの紬にも
この帯はバッチリ合いますので
どんどんきもの、着ましょー^_-☆
最後の決め手は帯締め&帯揚げ!〜小物編〜
今回のギールさんの衣装、
「きものと帯が決まりましたー!」
とご連絡いただいたのが
パーティの1週間前くらいでした。
(きものと帯のチョイスには
私、全然関わってないんです。
解説だけ笑)
さて、あとは小物、
帯締めと帯揚げをどうするか。
私の持論は…
/
きものは帯締めと帯揚げ次第!!
\
さてどうしましょ。
ギールさんというと
プロフィール写真で着ている
黄色がすぐに頭に浮かびます。
▲ギールさんのプロフィール写真!
パッキリとした、あの黄色。
ギールさんといえば黄色、
と思っている方は
私だけではないはず!!
やっぱりどこかに
入れたいじゃないですか!
しかも
パーティのドレスコードは
食べトレカラーの
黄、赤、青、黒、白
の5つからどれかを
装いのどこかに入れることだし!
パーティ数日前に
ギールさんの合う
帯締め・帯揚げを探し
きもの屋さんを回ってきました。
このとき
豆千代モダン新宿店さんで見つけたのが
中央にシルバーラインが入った
パッキリ黄色の帯締め。
全体がシックな印象だな
写真を見て思っていたので、
カットがいっぱい入った
スワロフスキーの
クリアな帯留も用意しておきました。
帯のリボン柄がメインなので
柄を邪魔しない
シンプルで小ぶりな帯留です。
帯締めのシルバーと
キラキラの帯留。
これだけでグッとパーティ仕様。
小さいのにいい仕事をしてくれます。
帯締めと帯留は
決めていましたが
帯揚げは敢えて
事前にコレと決めませんでした。
きものは写真だけでは
本当の色合い、光沢、素材感は
わかりません。
今回、事前に写真でしか
きものと帯を
拝見していなかったので
帯締めか帯揚げ
どちらかを実際に着てから合わせた方が
最後、うまく調整ができるのです。
当日、私の帯揚げたちもお持ちし
きものを着付け、
帯も途中まで締めた状態で
ギールさんとお母様と
3人で相談をしながら
帯揚げの色を決めました。
▲私の愛用の帯揚げたち♪
深みのある赤、
同じ青でももっと明るい青
と他にも候補はありましたが
実際に合わせながら青に決定。
「私、帯揚げにこだわってたわー」
とおっしゃるお母様からも
「いい色ね」と
おスミ付きを頂きました^^
和装は
帯締めと帯揚げを変えるだけで
印象が大きく変わります。
特に帯締めは
目線が集まりやすいので
帯締めにどんな役割を持たせるのか
ちゃんと考えることがポイント♪
今回の帯締めを見つけたのは
豆千代モダン新宿店さん
https://mamechiyo1.exblog.jp/
帯締めも帯揚げも
良い色が揃っていましたし、
お相撲さんとか、カエルとか、
おもしろ帯留もいっぱいあります!
和創塾の生徒さんと
ゆっくり見に行きたいお店です^^
>子どもの能力が開花する食事のヒント!
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・・・
和創塾
〜きもので魅せる もうひとりの自分〜
主宰 上杉惠理子
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