こんにちは!
上杉 惠理子です。
8月、夏休みを使って
帰省する予定がある方へ
この夏こそ!
ご実家にある
きものが入った開かずのタンスを
思い切って開けてみてください。
おばあちゃんのきものだから
相当古いはず…
今でも着られるのかなぁ?
ずっとしまいこんで
お手入れもしていなかったから
もう着れないんじゃないかなぁ?
…いえいえ!!
開けてみないと
わかりません!!
私が今
いつも着ているきものたちも
30年以上前のものばかりです。
宝探しをするような気持ちで
ぜひ開けてみてください。
というわけで今日から
きものビギナーさん向けに
実家のタンスから
宝物のきものを探し出すための
最初の3ステップ
をお伝えしていきますね!
まずはステップ1
外に出して
「たとう紙」を開いてみる。
きものも帯も通常
この「たとう紙」に入っています。
たとう紙は
和紙でできていて
きものサイズ(横幅 約90cm)と
帯サイズ(横幅 約60cm)と
2種類あります。
きものサイズのものは
きものを二つ折りにして
ちょうどしまえるサイズなのです。
なぜ、きものを
この「たとう紙」に
入れるかというと
一番の理由は
「たとう紙」は和紙でできているので
「たとう紙」が湿気を吸って、
きものを湿気から守ってくれる
のです。
まずこの「たとう紙」ごと
タンスから出して
「たとう紙」を
開いてあげる。
まずはここまででOK
そして、30分から1時間ほど
このままにして
少しタンスの外の空気に
当ててあげてください。
広げて干せる方は
ぜひ干してあげて欲しいのですが
たたみ方がわからない
そこまで時間がない
という方は、「たとう紙」を
開いてあげるだけでも十分です。
そして、もう一つポイントは
一度に全部出そうとせずに
今日はまず
タンスの上から1段目だけ
と、上から順番に
少しずつ出してあげてください。
きものは、いきもの
特に絹のきものは
お蚕さんの生命そのもの
外の空気に
触れさせてあげるだけで
きものは、とっても喜びます^^
ぜひ試してみてくださいね!
▼次のステップ2の記事はこちら!
きものは日本女性の最強の勝負服!
和装イメージコンサルタント
上杉惠理子