こんにちは!
上杉 恵理子です。
前回の記事で
半衿(はんえり)を
ネックレスのように変えて
思い通りの印象を作る方法を
お伝えして参りました。
今日は半衿のつけ方。
半衿は、
自分でほどいて、
自分で縫って、替えます。
肌が当たる衿もとは
ワイシャツの衿と同じで
一番汚れやすい場所。
とはいえ、
毎回、長襦袢全部を洗うのは
大変なことなので
昔の人はこの半衿だけを外して
洗って、付け替えられるように
していたのです。
半衿を自分で縫えることは
昔の人の生活の知恵
だったのですね!
基本の半衿の縫い方を
ご紹介します^^
1)長方形の長い辺を左右
1cmほど折り込み、
ぬいしろをつくる
2)長襦袢の内側に
ぬいしろを当てて
しっかり待ち針をする。
3)内側の左右の肩の間は
着た時に上から見えるので、
縫い目が見えないよう
「くけぬい」で縫う。
4)肩のラインから下は
左右それぞれざっくり
かがり縫いをする。
5)半衿がたるまないよう
気をつけながら
外側の待ち針を打つ。
6)外側はザクザク
かがり縫い
おしまい!
上手につけるポイントは
待ち針を丁寧に打つことと
きものを着たときに
衿を抜きたいので
上から見て半衿が見える部分、
内側の両肩ラインの間を
縫い目が目立たない
ようにすること。
縫う糸は素材にかかわらず
木綿糸で大丈夫です。
が、あまり縫い物をしない
現代女性にとっては
半衿を縫うのは
かなりハードルが高いこと!
少しでもハードルが下がるように
私も本講座の中でみんなで半衿つけをする回があります。
みんなで半衿つけをする機会が
あることもハードルが下げる方法ですね!
最近は縫わなくても
5分でつけられる
半衿テープもあります。
生地に糊が残らないよう工夫された
半衿専用の両面テープです。
縫った方が安定しますし
生地も傷めないのですが
手軽なことも大事ですよね^^
また、私の場合は
洗える長襦袢を通年4枚ほど持っていて
それぞれに違った半衿をつけておきます。
普段の洗濯は長襦袢ごと
洗濯機でガラガラと洗い、
その日、どの半衿をつけたいかで
その日の長襦袢を選びます。
外して縫い付けるのは
夏が始まる5〜6月と
秋が始まる9〜10月頃の年に2回だけ!
おかげさまでかなり楽に
楽しんでいます^^
半衿はひと手間かかります。
ですが、このちょっとした違いで
ガラリと雰囲気が変わっていく楽しさは
ハマるとやめられません♪♪♪
ぜひ思い切って
チャレンジしてみてくださいね!
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