こんにちは!
きものは日本女性の最強の勝負服!
和装イメージコンサルタント
上杉 惠理子です。
【きもの事はじめ
〜まずは、着てみよう!〜】
この記事では、
タンスのきものや小物を
自分で一式まとめて持って行って
誰かに着せてもらい
お友達とお食事に行く
というシーンを想定し、
用意するもの&チェックすること
をまとめます。
前回までにお届けした内容はこちら!
この記事のテーマは
履 物
意外と忘れがち…
履物は持っていますか??
「そういえば
履物がない!!!」
と、直前で慌ててしまうケースが
意外とあるのです。
きものを着るだけでは
お出かけできませんから〜〜 ^^
女性の和装履物には
大きく、草履と下駄があります。
【フォーマル/格が高い】
↑ 草履(ぞうり)
↑ 下駄(げた)
【カジュアル/格が低い】
…と言う位置づけです。
それぞれ見ていきますね!
⬜︎ 草 履(ぞうり)
草履は
コルクで作った台に、
革や合皮を張り、
穴を開けて鼻緒を通して作ったもの。
木の台で作った下駄よりも
草履の方がフォーマルになります。
草履の台の高さが高いほど、
また鼻緒の生地が豪華になるほど、
同じ草履でもよりフォーマルになります。
小紋、色無地、訪問着…
などに合わせます。
草履のデメリットは雨に弱いこと。
雨の日や濡れた道を歩くと
裏の鼻緒を通した穴から水が入り
コルクの台がふにゃふにゃになります…!
そのため
「雨の日は、草履はNG」
で、雨用カバーを草履につけたり、
会場までは下駄を履いていくなど
一工夫が必要になります。
最近はクッション素材が
入っているものが出ていて
スニーカーのように歩きやすい
草履も増えました^^
そして、草履のことで
注意してほしいことがあります。
それは
ウレタン素材の草履。
ウレタンは安くて履きやすく
雨にも強いのですが、
履いた回数に関わらず
製造から3〜4年で劣化し
歩いているうちに
底がボロボロに崩壊する
ことがあります。
私の生徒さんもすでに
ウレタン草履の崩壊を
何人も経験しています…!!
▼例えばこんな感じ。
「玄関から10歩くらいでこの状態でした〜
あまりの衝撃に写真を撮っていました〜笑」
と本講座生のYさんが送ってくれました!
お家の下駄箱にあったから
これでいいやー
と履いてみると
お食事の場所に行くまでに
いや、むしろ最寄駅に着く前に!
草履がボロボロになることもあります。
ウレタン草履はもちろん
履き心地確認のためにも
前日に家の周りを一周
試し履きをしてみてください^^;
⬜︎下 駄(げた)
木を切って台にし
穴を開けて鼻緒を通して作ったもの。
草履よりもカジュアルで
浴衣、木綿、紬、
カジュアルシーンの小紋に合わせます。
下駄、というと
夏の浴衣に履くイメージが強いですが
カジュアルなきものに合わせて
一年を通して活用できる履物です。
下駄は木の台なので
雨の中で履いても、台は傷みにくい
というメリットもあります。
(強い雨は足袋が濡れるので
足袋を守るカバーを使います)
洋装でいうと
草履はしっかりパンプス、
下駄は気軽なミュールサンダル
と考えるとわかりやすいかもしれませんね!
今回の
タンスのきものや小物を
自分で一式まとめて持って行って
誰かに着せてもらい
お友達とお食事に行く
というシーンでは、
きものの種類と、お店次第です。
高級ホテル内や有名店であれば
草履で行きたいところ。
ですが、下駄しかない場合もあるはずです。
お誘いくださった方に
「下駄しか用意がないのですが
大丈夫でしょうか」
と一言事前に聞いておくと
心配りになると思います^ ^
きものは日本女性の最強の勝負服!
和装イメージコンサルタント
上杉 惠理子
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