こんにちは。
上杉惠理子です。
2020年5月はじめにメルマガの読者さんに「このメルマガで読みたい内容は何ですか??教えてもらえたら嬉しいです」と発信しました。
コロナさんで外出自粛できものを着る機会は激減、夏のイベントも軒並みキャンセル。こんなときに、きものの着こなしについて、みんな読みたいと思うのだろうか…と悩んでしまったのです。
うじうじ悩むんだったらみんなに聞いてみよう!!とリクエストのお願いをしてみたら、驚くほどたくさんのご質問やリクエストをいただきました。
本当にありがとうございました。
この記事でも読者さんからいただいたご質問にお答えします^^
今回のご質問はこちら!
家にあるのは祖母が使用していた着物類。
祖母はとても小さいから着物は譲り受けられない。が、帯や小物類は使えるのか?どういう時に使えるのか分からない。あと、祖母が娘たち(私の母や母の姉)にしつらえただろう浴衣や着物?みたいのもあって、いつどこでどう着られるのか分からない。。
分からないだらけで開くまでにも重い腰がなかなかあがらない。。
着物を身に纏いたい思いは常日頃から心の奥にあるのだが…。(Hさん/山梨県)
Hさん、メッセージを
ありがとうございました^^
お祖母さまのお着物がおうちにあるのですね。いつのお生まれの方で何歳頃によくお召しになっていたのでしょうか?
お祖母さまはどんなときに きものをきていらしたのでしょうか?
お家で?お出かけで?それともお稽古ごとかなぁ〜
Hさんはそんな着物姿のお祖母さまとは会っていたのでしょうか?
おきもの、浴衣、そして帯や小物も残っていらっしゃるのですね。
Hさんやご家族が残して、持ち続けていらしたのですね。
とはいえそれらを、いつどう使えるのかがわからない、ということですね。
わからないですよねぇ
わからなくていいんですよ^^
だって、わからないんだもの。
だって、知る機会がなかったのだもの。知るタイミングではなかったのだもの。
仕方ないじゃない?^^
私もきものは多少知ってますけど、世の中知らないことだらけです。
お花は好きなのに種類とか育て方とか、ほんっとわからない。
犬も好きで、一緒に暮らしていますけど犬種はほとんどわからない。
車の有名な車種とか、エンジンの仕組みとかも全然わからないし。なんなら交通標識もかなりわからないし。
※運転免許証は持ってマス笑
わかんないーと言っている間は、無理に調べたってなにも身につかないし自分のテーマじゃないんだなと思ってます。
その分野が好きで探究心満載な人にお任せします。
わかんないことは別によくも悪くもどっちでもないんです^^
わかんないよね〜と、わからない自分をそのまんま認識してみてはどうでしょうか?
私がHさんのメッセージを読んだ印象では
「伝統衣装なのに、わからない」
「日本女性なのに、わからない」
「家にあるのに、わからない」
…と、「わからない」の前後にいろんなもやもやを感じています^^
わかんなくたっていいんですよ^^
知るタイミングがここまでになかった、それだけのこと。
その上で 「わからない」 から「これ何?」に変わったときに、きもの好きなお友達やきものの先生にひとつひとつ「これ何?」と聞けばいい^^
私は以前
<生徒に学ぶ準備ができたときに、 師匠は目の前に現れる>
と言われたことがあります。
この言葉を最初に聞いたときは、逆じゃないか!?と思いましたが今は、確かになぁ…とかなり納得しています。
そしてタンスごとまるっと手放すことだって別に間違いでも悪いことでもありません。
肩の荷が降りたり、胃のあたりのもやもやが取れたり、ご自身のお気持ちがすっきりするのなら開けずに手放すことだってアリです。
ですが「きものを身に纏いたいという気持ちはある」と書いてくださっているのでなんできものが着たいのか、リラックスして自分に聞いてみたらいいんじゃないかと思います。
こちらの記事でも書きましたが
次の3つの質問、
じっくり考えてみてはいかがでしょう??
Q1.
あなたの人生で初めてきものを着てみたいな♪と思ったのはいつでしたか?それは何をみて、どう感じて、きものを着てみたいと思いましたか?
Q2.
きもののことで素敵だな♪ 楽しいな♪とポジティブな気持ちになった体験を3つ思い出してみてください。
ご自身がきものを着た経験はもちろん、
何かを見たり聞いたりしたときのことでもOKです。
(3つ以上でも構いません)
Q3.
きもののことでつらい思いをしたこと、反省や後悔、やきもちなどネガティブな気持ちになった体験を3つ思い出してみてください。
(3つ以上でも構いません)
考えてみて、ご自身なりのお応えや気づきを誰かに聞いて欲しくなったらまたメッセージください^^
きもののことで、長年もやもやして過ごすのはもったいないと思うの!
すっきり解消して、心晴れやかに日々を過ごしていただきたいなと思います^^
Hさん、メッセージをありがとうございます。
何か少しでもお役に立てば嬉しいです。
和創塾
〜きもので魅せる もうひとりの自分〜
上杉 惠理子